居眠りドラゴンの洞窟 マニュアル ■ゲームの目的  プレイヤーたちは冒険者となって、居眠りドラゴンの洞窟へと入り込みます。  冒険者が洞窟に長くいればいるほど(ゴールが遅ければ遅いほど、  黄金がたくさん手に入りますが、ドラゴンに追いつかれて食べられてしまうかも……。 ■ゲームの準備  まず、ドラゴンコマをドラゴンマスに置きます。  その後、各プレイヤーは、自分の好きな色のマーカーコインを選び、  2つともをスタートマスに置いて下さい。  それが冒険者の現在位置を表すコマとなります。  ジャンケン等でスタートプレイヤーを決めて、  その人に2つのサイコロを渡して下さい。 ■ゲームの進行  手番が来るたびに、プレイヤーはサイコロ2つを同時に振ります。  そして、2つから好きな方の出目を選び、そのマス数だけ、  自分の1つコマを出口(1〜8の数字が書いてあるマス)に向かって前進させます。  コマをドラゴンのいる方に戻したり、動かさないことはできません。  既に他のコマがいるマスにも入ることが出来ます。コインを重ねてください。  (特にどちらかのプレイヤーが行動できなくなるということはありません)  また、出目に1が混ざっていた場合には、プレイヤーが移動を行った後、  以下の処理を行なってください。  ※サイコロの出目に1が混ざっていた場合   1の目が出た時は、ドラゴンが目を覚まして動いたことになります。   プレイヤーの人数に応じたマス数だけ、ドラゴンを出口に向かって進めて下さい。   なお、1のゾロ目の場合でも、動くマス数は片方だけ1の場合と変わりません。        2人・・・4マス 3人・・・3マス 4人・・・2マス       ドラゴンに追いつかれたコマは食べられてしまい、ゲームから脱落します。   〔注意点〕ドラゴンは、プレイヤーがいるマスに追いついた時点で動きを止めます。        たとえばドラゴンの2マス先にコマA、1マス先にコマBがいた場合、        ドラゴンばコマBのいたマスで停止し、コマAは助かります。        なお、同じマスに複数のコマがいた場合、全てが食べられます。    上記の処理がすべて終わったら、手番プレイヤーは右隣のプレイヤーに  サイコロを渡し、手番をチェンジします。 ■ゴール  出口にたどり着いたならば、1のマスから順番にコインを置いていきます。  1着のプレイヤーは数字1のマス、2着のプレイヤーは数字2のマスという風にです。  特にピッタリの数でなくても、ゴールにはたどりつきます。 ■ゲームの終了  全てのコマが出口にたどり着くかドラゴンに食べられたら、ゲームは終了です。  まず、ドラゴンに食べられたコマは全て脱落となります。  ゴールしたコマについては、『ゴールしたのが遅いほど』高得点となります。  ゴール後に置いてあったマスに書いてある点数が取得点数となります。  マスに書いてある点数の合計がそのプレイヤーの総取得点数です。  総取得点数がもっとも高いプレイヤーの勝利です。  総取得点数が同じプレイヤーが複数いた場合、勝利を分かち合って下さい。 ■選択ルール  片面の通路の途中にある、数字の書いてあるマスは、「沼」マスとなります。  沼マスに止まってしまったプレイヤーコマは、沼マスに書いてあるのと  同じ数字のサイコロを使ってしか、移動させることができません。  (たとえば、数字4の沼マスに止まってしまったコマは、   4の出目が出た時にしか動かすことができません。   また、ドラゴンは沼の影響を一切受けません)  このルールを適用するかどうかは、プレイヤーで話し合って決めて下さい。  適用する場合は沼マスのある面を、しない場合はない面を使いましょう。